皆さんはレジェンズアルセウスプレイしてますか?
それとも購入を見送って様子見してますか?
この記事を見ている方は少なくとも本作に興味がある方たちだと思います。
なので今回は筆者が実際にクリア済み&100時間以上プレイしてみた感想を良い点・悪い点を上げます!
「かなり話題に上がってるけど実際のところどうなの?」
「このゲームは買って損はないの?」
「でも実際はファンが勝手に騒いでるだけでしょ?」
各人色々と思うところはあると思いますがそんな疑問をズバッと解決するのが本記事です!
あくまで個人的な感想なので購入の参考になれば幸いです。
結論から言うと神ゲー
率直に申し上げますが間違いなく神ゲーの部類に入ります!
理由は後述しますが、まず言える事は「こんなポケモンを待ってた」です。
今までのポケモンは20年以上の間、ストーリーは違えどゲームシステム的にやる事は決まってジム制覇→悪の組織壊滅→チャンピオンに挑むという流れでした。
この流れをぶった切った意欲作が本作品で株ポケサイドもかなりの力の入れ具合です。
キャッチコピーが「はじめての人も、お久しぶりの人もポケモン遊びませんか?」となっており、新規ユーザーやポケモン卒業生も取り込む姿勢で開発している事が分かります。
自分自身は最新作まで欠かさずポケモンを遊んでいた勢ですが、正直な話同じ流れの繰り返しにマンネリ感がある事は否定できませんでした(笑)
その点、本作はアクション要素とサバイバル要素を組み合わせたスリリングな内容になっており、既存ファン、新規ファン共に満足できる内容になってると思います。
良い点
図鑑埋めがとにかく楽しい
本作でのストーリーは「未知の生物であるポケモンの生態を調査する」という、既存の作品とは違うコンセプトとなってます
今までのポケモンはただの図鑑埋めだったり、色違いを探したりと捕獲そのものにフォーカスが当たらなかった節があります。
プレイスタイル次第では捕獲は最小限という事もあると思いますが、本作は調査という名目上、メインはポケモン図鑑の完成です。
現実でもそうですが、生物の生態を知るためにはその生物を飼育するなどして習性なんかを理解していきます。
一定の調査を行う事で図鑑が完成に近づくので、とにかく捕まえまくるのが基本となってます
また捕獲だけでも達成できますが、調査項目は他にもあり、例えば倒した数や技を出した数などでも研究を進める事が出来るのでプレイスタイルを一つにしないのもかねてよりのユーザーにとっても嬉しいところ
そして図鑑の研究レベルを完璧にすれば色違いとの遭遇率もアップするので、お気に入りのポケモンは積極的にタスク埋めしていくとより楽しめます!
完璧な図鑑ページを作り上げるのは作業感はあるものの達成感はハンパないです
捕獲アクションがとにかく楽しい
本作は従来のバトルからの捕獲もありますが、フィールドマップで直接ポケモンを捕獲することもできます。
簡単な動画を用意しましたのでまずは視聴してみてください
ほんの一例ですがシンボルで存在するビッパをフィールドで直に捕獲している様子です
ボールを構えて転がり込んで投げるという感じで実践してますが、この駆け引きが非常に面白い!
例えばビッパであればこちら側を恐れずに近づいてきてくれたりするのですが、これが好戦的なポケモンだとうまくいきません
相手も生物ですので防御のためにこちらを襲ってくることだってあります。
こうなると普通にボールには入ってくれません
従来通りバトルして弱らせるか、いったん距離を取って相手の視覚外からボールを投げるか・・・
とっさの判断が重要です。
サバイバル感があるスリリングなゲーム性
本作の内容で過去作との決定的違いは「ポケモンは恐い生物です」という事を前面に押し出している部分。
過去作と違って本作はポケモンがフィールドを歩き、トレーナーである調査隊が草むらに隠れないとポケモンに襲い掛かられます(笑)
そして自衛のため全力で攻撃を加えてきます
例えば次の動画は「オヤブン」と呼ばれるひと際大きな個体と遭遇した場面なんですが・・・
見ての通り殺意の波動を感じ取れる勢いで襲ってきます(笑)
こうならない方法はいくつかありますが、一番は気付かれずに近づくのが攻略方法です。
草むらに隠れて相手の目を欺き近づいていく様子はまさにステルスゲーム
メタルギアソリッドのような緊張感も味わえます(笑)
ちなみにフィールドで相手から攻撃を受けて主人公の体力がゼロになると、強制的にキャンプに戻されるので実質モンハンみたいな感じです
ポケモン+メタルギア+モンハン+箱庭オープンワールド
以上の要素が詰まったのが本作の魅力の一つと断言できます。
悪い点
ボタン操作の多さ
これはアクションゲームになった故の難点ですが、ボタンの操作がとにかく多いです
ゲーム内で閲覧できる操作ガイドですが下図のようになってます
さすがアクションゲームだけあってボタンの機能が多いです(笑)
過去作はRPGなので十字キーとABボタン位で成立した操作が今作ではこの通りややこしい
私自身も慣れるまではどれがどのボタンでというのを考えながらプレイしてましたし、今でもたまに推し間違えます。
本作はアクションゲームが苦手な方には少しばかり手こずるかもしれませんが、私の知人でアクション苦手の人がいるんですが、なんだかんだ遊べてるみたいなので慣れてしまえば問題ない部分。
ゲーフリ(開発元)もポケモンをベースにしたアクションという挑戦作品でもあるので、今後このスタイルで売り込むなら一つ課題だと言えますね。
対戦機能なし
本作は過去作の醍醐味である対戦機能はありません
育て上げた自慢のポケモン同士で対戦なんてことはできませんし、ゲーム本編でもポケモン対戦自体が少ないです。
というのも本作はあくまでもポケモンの生態調査を主軸にしているため、戦わせるのはあくまで調査の手段に過ぎません
なのでポケモンを交換するという機能は備わってますが対戦は不可能です
ちなみに育成も過去作と違い、簡略化されているので育成の手間は大きく削減されてます。(剣盾の育成簡略化の比ではないです)
なので本作を別作品として遊んで、対戦は剣盾でやるという人も多いみたいです。
このスタイルの作品での今後の課題点だと思います
野生戦闘の理不尽さ
フィールドでの捕獲が出来るようになったおかげで野生ポケモンとの戦闘のダメージ計算式が従来のものと変更されているため、プレイヤー側は割と理不尽な目に合うことが多いです
例えば自分のレベルが50で相手がレベル10だとしても条件によっては一発で倒せなかったりします。
これは捕獲をメインにしているために仕方ない事ですが、逆に捉えると相手のレベルが低くてこちらのレベルが高くても倒される場合もあります
しかも複数匹対一匹の構図もあり得ます
上記の画像だとレントラーが一度攻撃した後にグレッグルが1匹ずつ攻撃を仕掛けてきます。(稀に様子見してくるポケモンもいます)
なのでレベル差が倍であっても簡単に倒される可能性があるという事です。
ちなみに技のエフェクトをオプションでオフにできないので、相手から連続攻撃されるとゲームのテンポが下がり、ストレスを感じる方もいます
基本的にフィールドでステルスして捕獲するか、1匹ずつ戦闘で弱らせて確実に捕獲するかを迫られるので窮屈を感じる部分です。
ただその窮屈がある分、フィールドでの捕獲は楽しめるので、戦闘システムは捕獲システムの犠牲になったと考えるのが無難です。
まとめ
ポケモンというコンテンツの新しい可能性に挑戦した本作は良い点も悪い点もひっくるめても神ゲーと呼ぶにふさわしい出来上がりだと強く感じています。
特に捕獲アクションは駆け引きの側面が強く、戦闘では逃げの手か捕獲か殲滅か、見方によってはポケモンを中心に様々な遊び方を見つけられるコンテンツになってます。
ゲームフリークの挑戦タイトルである以上、細かい不満点は出てきますが、今後のポケモンというコンテンツの可能性の幅を広げてくれた本作
皆さんもぜひ手に取って遊んでみてください!
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